2023.05.30
お知らせ
食育応援マガジン 5月号(2023)
著者:尾野 友香
食育応援マガジン、5月号のテーマは「食品流通」です。
私たちの生活を支えている食品流通。その中心を担っているのが卸売市場です。
今月号では卸売市場のはたらきや多様化する食品流通の形についてご紹介します。
卸売市場は、毎日の生活に欠くことのできない水産物・青果物・食肉などの生鮮食料品等を販売するために、国の認定を受けて開設するものであり、
生鮮食料品等の円滑な流通を確保するための卸売りの拠点となっています。
近年では、卸業者を通さずに、生産農家や漁師、酪農業者などと直接契約をして食品を仕入れる小売店や飲食店が増えたり、
インターネットの普及により個人が直接生産者と取引することが珍しくなくなりました。
また、道の駅や農産物直売所、マルシェなどでの対面販売も人気が高まっており、こうしたニーズの多様化を受けて、食料品の新しい流通形態に注目が集まっています。
教えて!ふくいの食育リーダーでは、小浜中央青果株式会社の山本さんが食品流通の現場での新たな取組みとして
「訳あり商品」の特別販売を行う「フードロス削減プロジェクト」に取り組まれています。
スーパーなどでも最近よく見かける「フードロス」という言葉。
まだ食べられるはずなのに捨てられてしまう食品の事です。
日本は年間522万トンで世界3位😲のフードロス大国ですが、需給のミスマッチがその主な原因となっているようです。
つまり、食べられることがない食品を生産・販売しているということです。
フードロスを減らすためにできることをひとりひとりが日頃から心がけ実践していきましょう!