今回、「角野隼斗 Upright Piano Project "Piano for Myself "」の第二弾として、2023年9月9日（土）～１０日（日）の2日間、「かてぃんピアノin越前モノづくりフェスタ２０２３」を、福井県のサンドーム福井にて「越前モノづくりフェスタ２０２３」の出展ブースの一環として、タニオ保険(株)が担い、開催させていただきました。

「かてぃんピアノ」が遠くに運搬されての開催が初めてとのことで、主催者として不安もございましたが、色々な方に多大なるご協力をいただきまして無事開催し、弾き手約120名、ブース来場者500名以上と盛況で終えることができました。誠にありがとうございました。

さて今回、来場者の方からも「なぜ保険屋さんがピアノ？」との質問を多くいただきました。

まず第一として、とてもシンプルです。私、代表の谷尾が「ピアノが好き」「角野さんのファン」だからです笑

第二としては、少々説明が必要です。

福井は旧来から「モノづくり王国」として製造業が盛んなところです。繊維業やメガネ製造業の工業のみならず、伝統工芸も多く、越前刃物、越前箪笥、越前和紙、越前焼、越前漆器等々がしっかりと引き継がれ、世界に評価されています。そんなモノづくりをされている会社さんや社員さんが安心して事業を継続していけるよう、タニオ保険は「保険という仕組み」と「専門性」でお守りしています。今回「モノづくりをしていない我々」がブースを出展するにあたりできることは、ひとりでも多くの方に「ふくいのモノづくり」を知っていただくこと、ひとりでも多くの方にサンドームに来て頂ける設えをすることでした。

そんな中、「角野隼斗 Upright Piano Project "Piano for Myself "」の募集が開始されることが、今年の5月に地元紙である福井新聞に記事で掲載されました。「これはみんな喜ぶぞ！」と、思い付きで谷尾が無邪気に申し込んだところ、7月に入り採用の報をいただき驚いたところです。

当日は福井県内だけにとどまらず、愛知県、三重県、富山県、滋賀県等々から福井にいらっしゃり、かてぃんピアノを弾いていただけました。このピアノの引力は本当にすごい。また、予約された方や子供たちだけではなく、ふらっと立ち寄られ見事な演奏をひろうされた方もいらっしゃれば、親子やお友達と連弾を楽しまれる方も。演奏されずに記念撮影される方もいらしゃいました。それぞれに「かてぃんピアノ」を楽しんでいらっしゃる姿をみて、こちらも大いに笑顔と元気をいただきました。

今回、角野さん本人がいらっしゃるわけではないこのプロジェクト。しかしながら、多くの方がこのピアノを見て、弾いて、聴いて、角野さんを「かたぃんピアノ」から感じていらっしゃいました。「角野さんの存在、価値がピアノに移っている」。そう感じました。こういった形でも「人を笑顔にできる」「人を幸せにできる」。今回の経験を通して、人として、経営者として、本当に大いに学ばせていただきました。

 これからも全国のたくさんの方がこのピアノを弾いて、幸せになっていただくこと、

それにより角野さんの存在や価値がより世界に広がっていくこと、

そして無事プロジェクトが進んでいくことをご祈念申し上げて、報告とさせていただきます。

ありがとうございました。