2023.03.15
社員コラム
震災から12年
著者:尾野 友香
みなさん、3月といえばどんなものをイメージしますか?
私たち大人にとっては年度替わりの多忙な時期ですよね。
学生なら1年間のまとめの時期で、卒園や卒業、進級や進学といった新しいステージへ飛びこむ季節とも言えます。
気温もだいぶ暖かくなり、どんどん春めいてきました。
我が家の梅の木も、今年はたくさんの花をつけ、私たちの目を楽しませてくれています。
人によってイメージするものは様々ですが、
忘れてはいけないのは2011年3月11日に起きた東日本大震災です。
今年で12年が経ちますが、3月になるとテレビの前で見た現実とは思えない悲惨な映像を思い出します。
私たちはこの震災で改めて震災の恐ろしさを知り、多くの教訓を得ました。
東日本大震災の記憶を風化させず、教訓も含めて後世に伝承し、
これからの防災、減災に生かしていくことが大切です。
そのためには、個人ひとりひとりの視点で災害への備えを考えておくことが大切になります。
災害時に必要なのはやはり「備蓄」でしょう。
日頃から日用品、食料品を確保しておくことは、個人が対策できる取り組みのひとつです。
「ちょっと多めに保有しておく」「なくなりかけたら早めに注文しておく」というだけで十分なので、
備蓄している食品などは賞味期限を意識しながら、ローリングストックを心がけると、
日常生活のストックと備蓄が一体化し、いざという時にも日常生活に近い食生活を送ることができるはずです。
こうした備えが大切なことはわかってはいるものの、徐々に気持ちが緩んでしまいがちになります。
年に1度は震災のニュースをきっかけに、改めてチェックするようにしたいですね。