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2024.02.29

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食育応援マガジン 2月号(2024)

著者:尾野 友香

食育応援マガジン 2月号(2024) 食育応援マガジン 2月号(2024) 食育応援マガジン 2月号(2024)

食育応援マガジン2月号のテーマは「食品ロス」です。

「食品ロス」とは本来食べられるのに、捨てられてしまう食品のこと。

日本における食品ロスの量は、年間約523万トン(令和3年度推計値)あり、

これは国民一人あたり、毎日おにぎり1個分(約114グラム)の食品を捨てている計算になります🍙🍙🍙

日本の食料自給率は諸外国に比べて低く、多くを輸入に頼る一方で、その大半を食べずに捨てている現実があります😱

こうしたことを考えてもたくさんの食べ物を廃棄している現状を変えていく必要がありますね。


食品ロスは大きく2つに分類できます。

料理の食べ残し、使わず捨てられてしまう食品など、各家庭から発生する「家庭系食品ロス」と、

小売店での売れ残りや返品、飲食店で発生する食べ残しなど、事業活動を伴って発生する「事業系食品ロス」です。

どちらの側面からも食品ロスの削減に努めていく必要がありますが、

全体の約47%を占める「家庭系食品ロス」は、毎日の生活の中で一人ひとりが意識して減らしていける食品ロスでもあります。


そこで、身近なところから食品ロスを減らすためのヒントをご紹介します!!

基本は、買い物時に「買いすぎない」、料理を「作りすぎない」、外食時に「注文しすぎない」、そして「食べきる」

この4つのことが重要です。


<買物編>🛒

買い物をした後に、冷蔵庫に同じ食材があったことに気づき食材を余らせてしまうという無駄をなくすためにも、

事前に冷蔵庫や食品庫にある食材を確認するようにしましょう。

また、お得なまとめ買いをしたものの、使わずに期限が過ぎてしまい捨ててしまうことが考えられます。

必要な時必要な分だけ買った方がお得な場合もありますので賢くお買い物をしましょう。

食品スーパーでは、賞味期限がより長いものを買おうとして棚の奥から商品を取ることがありますが、

期限が短いものや切れてしまうと、お店で返品や廃棄をすることになります。

お店での食品ロス発生を減らすためにも、すぐ使う食品は手前取りを心がけましょう。


<家庭編>🏠

食品を適切に保存し、おいしく食べきりましょう。

誤った方法で保存すると、食品の劣化が早くなる場合があります。

一度に食べきれない野菜は、冷凍や乾燥の下処理後小分け保存などして食材を長持ちさせる工夫をしてみましょう。

体調や健康、家族の予定を配慮して食べきれる量を作り、作りすぎて残った料理は、リメイクやアレンジレシピで食べきりましょう。


<外食編>🍱

外食時のお店選びは、料理の量を選べるお店、食べきれない料理を持ち帰ることができるお店を選びましょう。

宴会などの際は、乾杯後席を立たずに料理を楽しむ時間を設け、お開き前にもう一度食べきりタイムを作って「食べきり」を呼びかけましょう。


このように、少し意識して行動するだけで、その積み重ねが大きな削減につながります。

身近にできることから、少しずつ取り組んでいきましょう!💪


また、3月16日の北陸新幹線福井・敦賀開業を記念し、

県内外多くの方に食の國ふくいを代表する自慢の福井県産食材を実際に召し上がっていただき、

その魅力を実感できるフェアを開催します!

この機会にぜひ、フェア参加店舗にて福井の美食をご堪能ください!

 

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