2013.07.10
社員コラム
ミケランジェロ展に行ってきました。
著者:宝泉 博章
6/28から福井県立美術館で開催中の「ミケランジェロ展―天才の軌跡」に行ってきました。
10時の開館と同時に県内外から多くの美術ファンが来館され、館内は大きな盛り上がりでした。学芸員さんによる観賞のツボを紹介する「みどころ解説会」も毎日行われています。
神のごとき!──と讃えられた、イタリア・ルネサンスの偉大なる巨匠ミケランジェロ(1475-1564)。本展では、世界最大数のミケランジェロ作品・資料を所蔵するカーサ・ブオナローティ美術館(イタリア、フィレンツェ)の全面協力により、《レダの頭部習作》《最後の審判下絵》などの素描の傑作群、彫刻、自筆の手紙、関連作品など約60点が展示されています。初期の大理石彫刻の名作《階段の聖母》をはじめ半数が日本初公開です。
「日本におけるイタリア2013年」が開催される今年、福井と東京(国立西洋美術館)でのみ特別公開されます。
ミケランジェロの才能を身近で感じることのできるめったにない機会ですので、福井県立美術館へ足をのばされてはいかがですか。
武生事務所 宝泉博章