2024.06.20
お知らせ
食育応援マガジン 6月号(2024)
著者:尾野 友香
食育応援マガジン6月号のテーマは「6月は食育月間!食育のふるさと福井県」です。
食育月間を機に、食育について改めて考えるとともに、実践できることから始めてみましょう!
食育とは、生きる上での基本であって、さまざまな経験を通じて「食」に関する知識とバランスの良い「食」を選択する力を身に付け健全な食生活を実践できる力を育むことです。特に子どもたちに対する食育は、「知育、徳育、体育の基礎となるべきもの」と位置付けられています。
食育は本来家庭が中心となって行うものですが、食生活の多様化が進む中十分な指導を行うためには、学校、家庭、地域が連携して子どもたちへの食育を推進することが大切です。
食育はなぜ重要なの?
私たちの健康の基礎となる食育に関心がないとどうなるでしょう。
食育に関する正しい知識がないと、栄養の偏りや危険な食品を摂取することで、健康被害や肥満、学力・免疫力の低下の原因になります。
世の中においしい食べ物や飲み物はたくさんありますが、健康な生活を送るためには、食を楽しむと同時に「安心・安全」といった視点も大切です。
そのためには、まず親や保護者が食育を学び、家庭のなかで食育を実践することが大切です。
食育を実践している家庭で育った子どもは、正しい食生活を身に付けることができ、健康に暮らすことができるでしょう。
👨👨👧👧身近なところから「食育」を始めてみましょう!!
★家族や友人と楽しく食卓を囲む
★感謝の気持ちを込めて「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつをする
★買い物で食品表示を見る、旬の食材を選ぶ
★よく噛んで食べる
★早寝、早起き、朝ごはんを実践する
🍚ふくい100彩(さい)ごはんで健康づくり
福井県は、昔から油揚げや打ち豆などの大豆・大豆製品を多く使う食文化があります。
大豆は加工しやすく保存がきくだけでなく、たんぱく質を多く含み、脂質やビタミン、ミネラルなど多くの栄養素が含まれており、
福井県では、大豆や大豆製品を取り入れ、塩分控えめで野菜を多く使用したバランスのとれた食事を「ふくい100彩ごはん」として推進しています。
大豆をキーワードに、福井県内の栄養学や調理学を学ぶ学生さん、食生活改善推進員の方々、お豆腐店などからおすすめの食べ方を募集し、
栄養素の基準を満たした100のレシピが紹介されていますので、是非毎日の食事に取り入れてみてください!