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2024.10.28

社員コラム

研修旅行

著者:宮田 有子

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「何を着て行こう…」 本格的な秋の装いを楽しめるはずの10月。今年は半袖でも暑かったり急に冷え込んだり。なかなか気候が落ち着かず、過去のデータも全く参考にならないくらい。皆さんもお出かけの際は、かなり服装で悩まれたのではないでしょうか?

先日、我社で研修旅行があり、嶺南方面に行ってきました。お天気に恵まれた晴れの一日になりました。朝の集合時間は少し肌寒い感じでしたが日中は半袖でも大丈夫なくらい暑くなり、もう少し薄着にすればよかったと後悔。今年は本当に難しいですね。

 まず訪れたのは敦賀市愛発公民館に常設されている“命のミュージアム”
そこには事故・事件の犠牲者ひとりひとりの等身大の人型パネルがあり本人の写真・家族の言葉などが紹介されています。またパネルの足元には[生きた証]である生前履いていた靴が置かれていました。
「読んでいて気分が悪くなったら部屋から出てくださいね。」入場する時にスタッフの方から掛けられた言葉です。それ程生々しくそれ程いのちの重さを感じずにはいられない展示でした。100体近くあったでしょうか。全てに目を通させていただきました。保険に携わる者としても、かなり考えさせられ胸が締め付けられるそんな見学でした。すべてが事実・実話なのですから。
初っ端から重いテーマでしたが、施設を後にする際にスタッフの方々が明るく見送ってくださり少し気持ちが軽くなりました。

リンク⇒いのちのミュージアム

次に訪れたのは“熊川宿”です。昼食もいただきました。
宿場町の情緒あふれる街並みを散策。思ったよりも街道の距離が長い事に気づかずバスの待ち合わせ場所に全員が辿り着けないハプニングはありましたが、普段あまり歩かない私でも自然豊かな里山の美味しい空気に助けられ楽しく散策することが出来ました。あと、昼食で生まれて初めて[うなぎの肝]にチャレンジしました。食わず嫌いで敬遠してきた食物。それが意外と癖もなくコリコリと美味しかったのです。食わず嫌いは損ですね。これからはダメもとで何でもチャレンジいこうと思います。

次は“年縞博物館”見学と“レインボーライン”へと向かいました。
恥ずかしながら「年縞って何?」疑問のまま入館しましたが、まず初めに館内のミニシアターで年縞とは何か美しい映像で紹介されてとても分かりやすかったです。水月湖の湖底に積み重なって出来た堆積物の層が世界一の長さ(45m)である事。なんと7万年間途切れることなく今なお積もり続けているとの事。なるほど水月湖が奇跡の湖と言われる所以。世界の地層学者や考古学者が訪問する博物館が福井にあったとは誇らしく思えました。

“レインボーライン”何十年ぶりかに訪れました。テレビで見て知ってはいましたが、前に行った時とはずいぶん変わっていて山頂公園がとても充実していました。ご当地スイーツを食べながら三方五湖の全景と雄大な日本海の絶景を楽しみました。山頂への往復はケーブルカーかリフトの2択なのですが、実はわたくし若干の高所恐怖症持ち。ただあまりにも天気が良くノリでリフトに乗ってしまいました。「行きは良い良い帰りは恐い♪」ではないですけど下りは相当やばかったです。絶対下は見ないで遠くの景色だけを見てやり過ごしました。高い所が苦手な方は迷わずケーブルカーを選択する事をお勧めいたします(笑)
ただ頑張って山頂に行ったなら大自然の素晴らしい景色に感動すること請け合いです。

今回は地元福井の旅でした。
当たり前ですがメディアや紙面で知っているのと実際訪れるのとでは感動や気付きが違いました。
「行って良かった。季節を変えてまた行きたい。」とも思いました。

皆さんも一度行った場所や地元近く周辺に足を運んでみてはいかがですか?
感動スポットが隠れているかもしれません。
まだまだあるな福井!

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