2013.12.06
社員コラム
バレーボールが私にくれたもの
著者:吉田 淳子
師走に入り、今年も残すところあと1カ月を切りました。
私の12月の恒例行事となっているのが「甲泰営レインボービル杯バレーボール大会」に出場する事です。高校を卒業してからずっと、今の仲間と出場しています。
今年でバレーボールを初めて25年目になりますが、自分がこんなに長くバレーボールを続けるとは想像もしていませんでした。もともと、スポーツがあまり得意ではなかったのですが、仲の良い友達がバレーボールを始め、遊ぶ友達がいなくなってしまったというのが始めたきっかけでした。
これまで、進学・就職と人生の転機がある度に、「絶対続けたい!」という熱い意気込みがあったわけではないのですが、ここまで続けた結果、バレーボールを介して今の主人とのご縁を頂きました。そして、我が家の子供たちもバレーボールを習い始め、今ではバレーボールが家族の絆をさらに強くしてくれるものになっています。子供たちもとても楽しそうで、私もうれしいです。私がたくさんの経験をし、あいさつや礼儀・縦社会を学んだように、子供たちにもたくさんのことを学んでほしいと願って、応援しています。
先日、元ソフトボールの全日本監督である宇津木妙子さんの講演を聞く機会がありました。「夢に向かって~努力は裏切らない~」という演目でしたが、中でも私が一番心に残ったのは、『チームである以上一番大事なことは人間関係。決められたルールの中で異なる性格の人間が何を活かすか、なにでその人を一番にしてやれるかだ(指導者向けの講演だったので)。』というところでした。言われてみればその通りですが、その語りが一番心に残りました。
そう考えると、私がこんなにも長くバレーボールを続けてきたのは、人に恵まれていたような気がします。自分にも他人にも厳しくリーダーシップをとれる人がいて、陰ながら気配りが出来る人がいて、文句を言いながらやる時はやってくれる人がいて・・・私の大好きな場所です。今の私があるのは、バレーボールに出会えたおかげだと感謝しています。
大会を終えるとようやく年末モードに切り替わるのですが、例年通りの師走を迎えられそうでなによりです。選手として、母として、感謝の気持ちを忘れずに、いつまでもあわただしい年末を過ごせたらいいなと思います。
福井事務所 吉田 淳子