2014.01.10
社員コラム
スリップにご注意を!
著者:谷尾 準一
福井は本日雪模様ですが、この冬に入り本格的な雪掻きが必要となる降雪はなく、助かっています。
しかしながら、北陸地方は毎年のように1月末~2月上旬に「ドカ雪」がありますので、まだまだ油断できません。
さて、雪が少なくても、やはり冬は事故の多い季節となります。
それは、低気温による「路面凍結」が発生するためです。
では、路面凍結はどういった気候の時に起こるかといいますと、
「風が弱く、晴れた日の夜から明け方にかけては、気温が低くなることが多い」とされています。
これは「放射冷却」という気象現象が原因となります。
先週半ば、福井でもこの放射冷却により朝方-5℃を記録していました。
こういった日の朝は事故が多発します。
例:凍結の怖さからノロノロ運転が発生
⇒幹線道路は渋滞
⇒渋滞を回避しようと裏道へ
⇒裏道は自動車の通りが少ないので凍結したまま、、、
⇒スリップし、事故発生!
(事故例)
ケース1.ブレーキが効かず、前で停車した車に追突!
ケース2.一旦停止をルール通り行ったが、止まりきれず、道路にはみ出して側突!
こういった「スリップ事故」を防止するためのポイントは6つ
①ゆっくり運転・・・スピートは、夏場より10キロ以上減速しよう!
②あいだをあけて運転・・・車間距離は路面乾燥時の2倍以上確保しよう!
③急な挙動をしない・・・急加速、急ブレーキ、急ハンドル等の急激な操作は避けよう!
④視界を確保!・・・車に雪が積もったらちゃんとのけてから。視界不良時は前方をよく見て、早めに徐行しよう!寒暖差によるフロントガラスの曇りについても注意!
⑤無理な追い越しはやめよう!・・・絶対に急アクセルが必要な挙動です。余裕を持って運転しましょう。
⑥早めのライト点灯・・・自車を他車に知らしめることや、歩行者等をいち早く発見するために、夜間でなくともライトを点灯させましょう!急な飛び出しや気づき等でドライバーが驚いた時に発生するスリップ事故を防止することもできます。
皆様に事故がなく、安心・安全な冬をすごされますように。。
お客様統括G
谷尾 準一