2014.02.12
社員コラム
やどかりの話
著者:谷尾 準一
今回は、先週免許証の更新へ行った際の講習(優良運転者講習であったか、違反者講習であったかは、、、ご想像にお任せします、、、)で、非常に興味深い話をされてい
たので、皆様と共有させていただきたいと思います。
皆様もご存知の「やどかり」という生き物ですが、宿がある時(要は貝に入っている状態)と宿がないときでは、性格が変わるそうです。
宿がある時⇒凶暴、強気
宿がない時⇒臆病、弱気
なのだそうです。
我々が宿を借りる、、、そうです、我々人間は「自動車」という「宿」を借りると性格が出ると言われています。
普段はおとなしい人が、ひとたび自動車に乗り込むと、ものすごいスピードを出したり、追い越しをしたり、、、そんなご経験はありませんでしょうか?
自動車はあくまで「機械」であり、人が乗らなければただの「鉄の塊」に過ぎません。
が、人が乗り込んだ瞬間から、ドライバーと一心同体となり、その挙動は運転者の性格が乗り移ったものとなります。
運転をするためには、技術も必要ですし、ルールを知っている必要があります。が、安全運転をするための一番重要なのは「運転する時の心の持ちよう」だとのことです。
まずは、急がず、焦らず、慌てず、時間に余裕を持つ。
そして、追い抜かれようと、前に入られようと、「はいはい、そんなに急いでも、到着時間はそんなに変わりませんよ」と「大人な運転」「大人な心持ち」を心がける。
まさか皆様は、「やどかり」のように、宿(車)を借りている時に、凶暴で強気な運転をされてませんよね?
車は個室で中は見えにくいですが、あなたの心が乗り移った車は、公共の場で皆に見られています。
他の方から見て「カッコ悪い運転をする車」になっていませんよね?
私も今一度、運転する前に深呼吸をして、「大人な運転」「カッコイイ運転をする車」を心がけることとします。
お客様統括G
谷尾 準一