2014.11.18
社員コラム
駅伝に想う
11月9日(日曜日)、福井運動公園で「スーパーレディース駅伝」が行われました。
悪天候の中、実業団や日本国内の大学から多くの参加があり、熱い戦いが繰り広げられました。見事、大阪学院大学が初優勝をおさめました。
協賛イベントとして、小学生を対象とした「わんぱく駅伝」も行われ、小学6年生の娘も友達と一緒に5名1チームで戦いに挑みました。
雨が降り続く中、スタートの合図で第一走者が走り出しました。コース沿いには保護者や学校の先生がたくさん応援にかけつけ、傘を差しながら声高らかに応援していました。
娘は、第3走者でした。第2走者から赤いたすきを受け取り、走り出す姿に「ガンバレ~!」と手を振りました。雨で地面が水たまりになっている中、子供たちは皆、水しぶきをあげて走っていました。
やっとの思いで次の走者にたすきを渡し、全身雨でずぶ濡れになって走り終えた姿を見て目頭が熱くなりました。走り終えて疲れているにもかかわらず、チームの応援に向かいチームメイトと黄色い声援を送っている様子にも感動しました。
駅伝の「たすき」には数多くのドラマがありますが、大会の規模、走る距離にかかわらず
「このたすきをつなげたい」という思いは同じです。誰一人が欠けてもたすきはつながりません。
たすきの受け渡しは社会の中においても、家庭の中においてもあてはまります。
渡す立場も受け取る立場も、お互い相手を思いやり、見守り、感謝することが大切だと、子供たちが清々しく走る姿を見て改めて感じました。
福井事務所
辻岡 奈緒