2015.02.17
社員コラム
チョコとウイスキー
著者:山口 陽子
今日はバレンタインデー直前の休日ということで中学生の娘は腕まくりをしてチョコの手作りに励んでいます。私はもっぱら市販のものを買うのみですが、最近ではチョコの他にもハート型の千枚漬けや刺身、ステーキなどもあるそうでバレンタイン商戦も年々幅広くなってきているようです。
話は変わりますが、最近の私の毎日の楽しみはNHKの連続ドラマ『マッサン』を見ることです。
ご存じの方も多いと思いますが、このドラマはニッカウイスキーの創業者竹鶴政孝(マッサン)とその妻リタをモデルにした実話に基づく物語です。最初はバグパイプで始まる主題歌の美しさに魅了され見始めたのですが、涙と笑いと感動の展開にすっかりはまってしまいました。どうしてこんなに夢中になっているのか考えてみると...国際結婚が珍しい当時(大正時代)にマッサンの留学先スコットランドから日本にやって来たマッサンの妻エリーが数々の苦難を乗り越え、愛する夫を支え続ける姿と、エリー役のアメリカ人女優シャーロット・ケイト・フォックスさんもまた日本語が全く話せない状態で来日し日本語の猛特訓を受けながら見事に演じきっている姿が重なって胸を熱くしていると思うのです。シャーロットさんから、挑戦と努力の素晴らしさを、シャーロットさん演じるエリーから夫や家族を包み込む柔らかさと芯の強さを感じて毎日元気をもらっています。
何だか感想文のようになってしまいましたが、この『マッサン』も、あと1ヶ月で終わってしまうかと思うと切ない気持ちです。日頃はお酒を飲まない私でしたが最近はマッサンの影響で夜に少々ウイスキーを飲むようになってしまいました。
今晩は娘の手作り友チョコのおこぼれをおつまみにしてウイスキーをいただきたいと思います。
武生事務所
山口陽子