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2015.10.22

社員コラム

娘のマラソン大会

著者:吉田 淳子

娘のマラソン大会

先日、お休みを頂いて子供の校内マラソン大会を見に行きました。

昨年は雨で延期になってしまい、見に行くことができませんでした。

「お母さん、マラソン大会どこから見るの?何時に来る予定?」

娘は本気モードの時、「会社休んで見に来て。」とは言いません。見に来ることを前提に話をしてきます。娘の本気を感じましたので、私も今年は見てやらねばと思いました。

順当にいけば、学年の女子で10位以内だろうと思っていましたが、「何位までに入ったら、なにか買ってくれる?」というので、私は「女子で5位以内。」と答えました。

さて、スタート時間になりました。

娘は見やすいところをと、観戦する場所まで指定していましたので、そこで観戦しました。

5位とは言ったけど、本当は転ばないでいつも通り走れれば何位でもいいんだけど・・・と思っているうちに、スタートしました。

校庭から道へ出ていく時には、1位の子が飛びぬけているもののその後方の集団にはしっかり入って走っていました。娘に声援を送りながらほっと一安心。

距離は2キロですので、他のお母さんたちと話をしていると校庭に戻ってくるのはあっという間です。

1位がやって来たと思ったら、なんと続けて娘が2位で走ってきたのです。目を丸くして驚くとはこういうことを言うんだと思いました。思わず大きな声で叫びました。

そして本当に嘘のようでしたが、そのままゴールしました。

家に帰って来た娘を思い切り褒めてやりました。そして「お母さんの応援聞こえた?」と聞くとなんと「お母さんどこにいるかわからんかった。」と言うのです。

えっっっ!!

保育園の時から、発表会や授業参観の度に私を探してキョロキョロしていた落ち着きのないあなたが、あんなに目立つ場所にいた私を見つけられなかったの!!!

2位になったことより、指定した場所にいた私に気付かないほど集中していて走っていたということが、一番の驚きで、一番の成長ぶりで、一番嬉しかったことでした。ありがとう。

あなたが頑張っているから、私も明日からまた頑張れそうです。

福井事務所 

吉田 淳子

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